花風水 vol.9

マリミルの母

2008年03月17日 10:15


久し振りの花風水です。
先日、ある方からメールを頂きました。
“花風水を楽しみにしています”
という内容のものでした。
これからまた、少しずつ載せていきたい
と思っています。



○花には基本的に悪い花というものはありません。
ただ、自分が直感的に“嫌だな”という感じのする花は飾らない方が良いと思います。私も殆どの花は好きですが、ある花はどうしても好きになれません。私の場合、その花を飾ると気分が優れないのです。今までも何度となく人から頂いたりしているのですが、その花を部屋に置くと部屋全体の空気が変わるのがわかります。花もそういう私の元に来た事で早く萎れてしまいます。他の花は1週間以上ももつのにその花は1日や2日しかもちません。花のためにもよくないので、最近では頂いても他の方にあげています。花は“ああいいな、素敵だな”心から楽しんで飾るのが1番です。そう感じられる時にこそ、花も良い「気」を出してくれますし、私達もその「気」を十分に受け取る事が出来るのです。

○家相の悪さは、植物で補う事が出来ます。
家相的に理想の家というのは、まず南北に長い敷地で、長さが南北の方向に6、東西の方向に4の比率の長方形がが良いと言われています。家に程々の太陽が差し込み、ある程度の樹木によって加減できる余裕があれば、南に庭があるのが吉相です。また土地の形状ですが、北が高く、南がいくぶんなだらかなものが良いと言われています。北が丘陵や石垣になっていたり、高い建物などがあると北風から家が守られます。これは「玄武の守り」といわれ、財運に恵まれ、子孫が繁栄することを言います。一方南が広く開いているのを「朱雀の門」と言います。これも故人の知恵で、子孫の地位上昇に繋がります。

しかし、こうした理想的な家相の家に恵まれる人は、そう多くはないでしょう。仮に家相が悪い家であってもそれを補う事が出来ます。悪い家相には、庭木や鉢植えなどを配し、緑で補うようにすると悪運を払う事が出来ます。植物は酸素を生み出すほかに、炭水化物やテンペルという殺菌力のある物質を含みカビなどを殺す作用があります。それらの効果を十分に受け、体に良い影響を与えようとするのが、フィトンチッドを浴びる森林浴です。ただし樹木であれば何でも良いというわけではありません。

次回、陽木と陰木についてお話したいと思います。

では今日はこの辺で

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