どうぶつ奇想天外を見て

マリミルの母

2007年11月26日 05:59

昨日どうぶつ奇想天外をご覧になった方はどれだけいたでしょうか?
ペットを飼っている人もそうでない方も、あの後半は涙なくして見れな
かったのではないでしょうか。

私は昨日お散歩のあと食事に出かけました。
食事処のそのお店では「どうぶつ奇想天外を流していました。
最初は特段気にする事もなく食事をしながら、週刊誌に目を通していました。

流れてくる言葉に「動物病院での末期治療」という言葉が耳に入りました。
気になって本格的にTVを見だすと・・・・・。
肝臓、すい臓が病魔に冒されたワンちゃんが、飼い主のたっての希望で
出来る限りの治療を受けさせたいと三重県伊賀市の病院に連れてきました。
病院には最新設備が整っており先生も必死で末期の治療に専心して
くれていました。ところが治療の甲斐も空しく病状は悪くなるばかり・・・。

最終的には先生から飼い主に、治療を続けるか安楽死をさせるかの選択を迫ります。飼い主はワンちゃんがあまりに苦しむ姿を見るに見かね安楽死を選びます。
安楽死の直前、飼い主は我が子同然のワンちゃんに今までの感謝と「楽になってね」の言葉を投げかけると、そのワンちゃんは最後に一筋の涙を流しました。
そしてワンちゃんは天国に召されていきました。

この飼い主さんの気持ちが痛いほどわかるだけに涙が溢れて止らず
あまりに可哀相でひきつけるほどに泣いてしまっていた私。
しかし気付くとお店のおかみさんやお客様の殆どが泣いていました。

みなさんペットを飼ってらっしゃるのかはわかりませんが、
人を思う気持ちも犬を思う気持ちも一緒なんだ
ふと、悲しい中にもそこにいらした人の優しさに触れたような気がしました。

いつかはやってくる我が子の死。
犬の寿命は長くても10年から15年と言われています。

今までは絶対に考えたくないと思いながら今日まで来ました。
しかし今日は改めて考えさせられました。

目の前に突きつけられたら私だったらどんな選択をするのだろう。

いつかは迎えるこの子達の最期の日
私は今、そしてこれから、この子達の為に何をすれば良いのだろう。
つくづく考えさせられた昨夜の番組でした。

昨夜は一年分の涙を流したような気がします。

今日もマリミルを精一杯可愛がろう、そう思った私です。



   





関連記事